縁結びの仏として、
”観世音菩薩””地蔵尊”藍染め明王”“聖天” 等の
諸尊が信仰されている




 

西方寺(宮城県宮城郡宮義村大倉)
極楽山と号し浄土宗に属する寺で本尊を定義如来とも称している。定 義如来は阿弥陀如来のことで、古くから縁結び、子授けの仏として知 られている。
筏隊山神社〔筏のお仙さま〕(秋田県平鹿郡山内村)
祭神は少名毘古那神ほか一神で、代々奉仕していた高橋家が伯ぎ国か ら現在地に遷り、氏神とし無病息災を祈り奉斉したものと伝えられて いる。また、縁結びの神として崇敬されている。
縁結び地蔵尊(山形県最上郡鮭川村)
波根沢温泉の近くに、地蔵尊が祀られてあり、縁結びに霊験があると 伝えられる。
南湖神社(福島県白川市南湖)
祭神は徳川時代に寛政の治で有名な老中松平定信公であり、殖産興業 神、また縁結び神として仰がれ、更に、出世大名神・世直し大明神と してそう崇信されている。
筑波山神社(茨城県筑波町)
関東名山の筑波山麓に社殿があり、筑波神を祀る筑波大権現(中尊寺 )が出来ている。夫婦和合の神を祀る山とあり、古くから縁結びの神 として庶民から信仰され、夫婦の愛情をめぐる伝説が多く伝えられて いる。 
大平山神社(栃木県大平山上)
祭神は、天長四年(八二七年)勅令により自覚大師円仁が建てた古寺 である。旧暦八月一日に行われる八朔祭は、この夜ごさをかぶった若 い男女が、この境内に籠って夜を明かす奇習があり縁結びの神として 参詣者が多い。
平野山、高藏寺(千葉県木更津市矢那高倉)
板東観音霊場の第三十番札所で、”縁結び観音”としても有名で、堂 の扉に男女二人の名前を書いて結ぶと、結婚が出来るという習俗があ る。
大悲山、笠森寺(千葉県長生郡南町笠森)
板東観音霊場の第三十一番札所で、当山には笠森の乙女が、自分の田 植笠を観音像の頭の上にかぶせた功徳により良縁の御利益を得た伝説 があり、”縁結び観音”として崇敬を受けている。
 湯島神社(東京都文京区湯島梅園町湯島公園内)
境内菅原道真の好んだ梅の木だ多く植えられてある。一般には湯島天 神としてしられている。”縁結びの神”とされて、若い男女の参詣を 受けている。
長谷寺(神奈川県厚木市飯山)
飯上山と号し板東観音霊場の第六番札所で、本尊は飯山観音と称され て、”縁結び観音”として若い男女に人気があり参詣をうけている。
春日神社(桑名市上本町
一般には、三崎明神とも呼んでおり七月十日〜十二日の 例祭は石採祭ともいわれ、鐘や太鼓のはやしに合わせて 揃いの若者たちに引かれて市街を練り回す神事が催しさ れる。この日に若い男女が結ばれる事が多いといい、” 縁結び祭り”でもある。
多賀大社(滋賀県犬上多賀町)
延命長寿と除災開運で有名なお多賀さんであるが、また ”縁結びの神”、夫婦和合の神として、東京、帝国ホテ ルほか各地の神前結婚式場に分霊が勤請されている。
建部大社(大津市瀬田神領町)
古くから出世の神と崇められ参詣者が多い。境内の大野 神宮は、”縁結びの神”として名高い。  音羽山、清水寺(京都市東山区清水) 京都の清水さんとして全国的に有名である。女人の良縁 の伝説が語られている。
地主神社(京都市東山区清水)
有名な清水寺の鎮守社で、祭神は大己貴命で”縁結びの 神”として多くの参詣者をみている。
出雲大社(島根県大社町)
大国主命が祭神である。毎年、十月の神無月に行われる 神在祭には、全国の神々が出雲に集まり、縁結びや神々 が司る各土地のことをはかるので、”縁結びの神”とし て全国的に広い崇敬を受けている。 
八重垣神社(松江市大庭町)
 ”縁結びの神”として名高く、神社の裏庭の鏡の池に 、紙に銅貨を乗せて浮かべ、これが沈めば良縁があると 占っている。 
切幡寺(徳島県阿波郡市場町切幡)
四国八十八社霊場の第十番札所である。女人即身成仏の 本尊は女性の願いを叶えてくれる観音様として、特に婦 人の信仰が多く、”縁結び”安産の祈願に霊顕があると されて信仰をあつめている。
田島神社(佐賀県東松浦郡呼子町)
本社は漁民の信仰が厚く、末社の佐与神社は大伴狭手彦 の妻佐与姫を祀ってあり、”縁結び”の信仰深く女性の 崇信厚く参拝をみている。
市房山神宮(熊本県球磨郡水上村)
古くから武の神と崇められていた。また、”縁結びの神 ”としても尊信されている。

 


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